インペリアルネイビーの艦載機と突撃艇について

ミニチュアゲーム
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Battlefleet Gothicの連載も7回目となりました。インペリアルネイビー(帝国艦隊)の戦艦に始まり巡洋艦、小型艦艇につづき、ゲームに欠かせないオーディナンス(兵器)と呼ばれる艦載機と突撃艇の紹介とゲームでの使い方を解説します。

帝国海軍艦載機とは

Battlefleet Gothicのゲームでは航空母艦は存在しません。が、一部の戦艦や巡洋艦は艦載機や突撃艇を搭載して発射装置(ラウンチベイ)を持っています。

艦載機は戦闘機と爆撃機です。呼んで字のごとくですので役割は割愛します。その兵器(オーディナンス)名とゲーム上のプレイの仕方を説明します。

前に掲載した「ミニチュアゲームのBattlefleet Gothicの基本ルールを学んでみた」の補足説明も兼ねています。

まず、艦載機で代表的な戦闘機はFury Interceptorで爆撃機はStarhawk Bomberです。

フューリー迎撃機(Fury Interceptor)

フューリー迎撃機(interceptorを訳すと迎撃機ですが任務は戦闘機と訳したいところです。)は帝国海軍の主力機であり、単一の艦隊全体で複数の役割で使用できます。

フューリーは、より大きな艦船を脅かす敵の魚雷や爆撃機を撃墜する制空戦闘機または敵の突撃艇の迎撃として最も一般的に使用されます。フューリーは、敵の主力艦への攻撃任務の帝国海軍のスターホーク爆撃機を護衛するためにも使用されます。

つまり直援、制空をこなす零戦のような戦闘機です。

続いてゲーム上では戦闘機はゲーム盤上のオーディナンスを攻撃できます。つまり「魚雷」、「戦闘機」、「爆撃機」、「突撃艇」などです。

攻撃方法は簡単で上記を攻撃したスコードロンの数だけ相手を減らすだけです。その後、両方とも盤上から取り除きます。

盤上から除去された戦闘機は被害なく母艦に着艦したことを表し、爆撃機は撃墜されたか逃げ帰ったことを表します。

スターホーク爆撃機(Starhawk Bomber)

続いてメイン爆撃機のスターホーク爆撃機ですが、敵の主力艦に対して効果を得るために、大量のプラズマ爆弾と徹甲ミサイルを搭載するように設計されています。

まれに、スターホークを改造して、非常に少数の対ボイドシップ魚雷を搭載します。スターホーク爆撃機は通常、10機の飛行隊に編成されます。

ゲームでの扱いはオーディナンスに対しては効果は無く、艦船に対してのみ作用します。それは、1スコードロン毎にD6し、各サイの目から攻撃を受けた艦艇のタレット数を引いた値がヒット数になります。

その後、敵艦の最も低い装甲値でダメージロールを行います。戦艦等はタレットが4~5ありますので4スコードロン以上で攻撃をしたいところですが、巡洋艦以下はタレットが1~2ですと爆撃機の威力は絶大になります。

次に突撃艇に入ります。

シャークアザルトボート(Shark Assault Boat)

シャークアサルトボートは、船から船への搭乗操作を実行するための帝国海軍の標準的な突撃艇です。

通常、長さ約55メートルのこれらのシャーク級の突撃艇は、艦隊の防御を介して直接戦闘に軍隊を派遣することに専念しています。

では突撃艇はゲーム上どう扱うかを解説します。

突撃艇は爆撃機と同様に戦闘機には弱いです。接触した時点で盤面から除去されます。ただし、敵艦船に接触(突撃成功)したら、そのままにしておきターンの「エンドフェイズ」でHit&Run攻撃を行います。攻撃が終われば突撃艇は母艦に戻り補給を行い、次の攻撃の準備をします。

Hit&Run攻撃は敵艦のタレット数を突撃艇のマーカーから引き、残りが攻撃数になります。その数分D6ダイスを振り、2+で成功になります。成功したダイスの数が恐怖の「クリティカルヒット」になり、「クリティカルヒットテーブル」を参照して被害を出します。

言い換えれば爆撃はヒット数は多くなりますが、敵艦の装甲値があり、ダメージは与えられにくく、突撃艇は損害も多いですが、2+ですのでクリティカルヒットでのダメージを期待できます。

このクリティカルヒットは兵装が使用不能から、速度低下、リーダー値低下などがあり予測できない事態に陥ります。
もっとも怖いのはD3やD6ダメージで一撃で轟沈もありえます。

インペリアルネイビーの艦載機と突撃艇のまとめ

3種類の戦闘機と爆撃機、突撃艇について書きましたが、ゲーム上においてこれら3種は非常に大きなファクターを持ちます。

スコードロンが2~10程ある艦載機や突撃艇は組み合わせが自由なので、いくつかの任務の編隊にうまく分ける事が勝敗にかかわります。一度発艦した編隊は敵と接触しない限りその移動力ずつ各ターン動けますが、最大編隊数以上は出せません。また帰った編隊もスペシャルオーダーによるリロードが成功しないと発進できません。

また、爆撃機にエスコートするか、直援機(Cap)を出すかも戦機に応じて決断せねばなりません。奥が深い考えが必要です。

実際、私は3回目のプレィで艦載機や突撃艇を使用しましたが、敵迎撃機に全滅させられたり、逆に敵突撃艇に3発のクリティカルヒットを貰い、艦橋をやられた上に火災が起こり後に廃艦。

クリティカルヒット恐怖症になっています。

前回は搭載機がケイオス艦隊の8スコードロン搭載に対してMars級の4スコードロンで数の上で圧倒的不利でしたので、ラウンチベイをもつ艦艇をもう一隻か二隻入れたいですね。

とは言え、手持ち艦隊の種類も少なく妄想に終わりそうですが軍拡は微速ながら続けます。

次は宿敵山ちゃんと1250ポイント戦を挑み、盤面も大きくします。ご期待の程を!

出戻りゲーマーJoeでした!

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