ウォーハンマー40Kの世界観と楽しみ方とゲームズワークショップについて

ウォーハンマー40Kバトルのイメージ40k
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なかなか日本では普及しないウォーハンマーですがゲームワークショップジャパンが再びパワーアップして取り組んでいるので楽しみ方を紹介しながら自身も再考察します。ゲームワークショップのフィギュアは出来上がりも素晴らしく筆者が昔から愛しているキットです。初めての方はその世界観から知りましょう!

ウォーハンマー40Kとは

ウォーハンマー40Kバトルのイメージ
GWS出展

Warhammer(ウォーハンマー)40Kとはイギリスのゲームズワークショップ社が1987年に発表したミニチュア模型を使って遊ぶゲームのことです。最初はファンタジーの世界でした。「ファンタジーバトル」とネーミングされオークやドワーフ等の種族に別れて闘う夢のあるゲームシステムです。

ウォーハンマーは集めて、作って、塗って、ゲームをする複合的なミニチュアです。この辺りがミニチュアフィギュアの塗装に馴染みのない日本人には普及しにくい原因があります。実際ゲームズワークショップも日本支社を設けてから何度も売り出していますが上手くは行っていないのが現実です。

過去にはプラモデル業界で有名な「ボークス」の重田社長も売り出していました。がしばらくして撤退。その後を継いだジョーシン電気やイエローサブマリンさんも撤退しました。本当に難しいジャンルのホビーです。

ウォーハンマー40Kのボックスセット
GWS出典

しかし、素晴らしいホビーだと思うのは筆者だけでは無いと信じて「ミニチュアの世界」のブログの中でも取り上げてみました。今後のゲームズワークショップ・ジャパンに期待をします。昔の様にホビージャパン等の雑誌に取り上げられれば盛り上がり、認知度も増すのですが。初めての方やこれから始めてみようという方向けに書いてみます。

ウォーハンマー40のスペースマリンの写真

ウォーハンマーのキットは何で出来ているのか

キットは1980年代はホワイトメタルという鉛と錫の合金でした。型に流し込む際の流動製の良さからメタルフィギュアにはよく使われていましたが1990年代の鉛の規制からプラスチック製品にシフトされています。ただ、現在でも大量生産に向くインジェクションキット(プラスチック製)と精鋭兵やキャラクターモデルの様に多くを必要としないモデルにはメタル製品も使われています。

ゲームズワークショップの製品のウォーハンマー

この素晴らしく完成させたルールを作ったゲームズワークショップについて皆さんに知ってもらいます。

イギリスでは(世界では)超有名な上場企業です。ミニチュアを用いたシミュレーションゲーム界ではトップクラスの地位にあります。創業当初はシタデル・ミニチュアという会社にミニチュアフィギュアを作らせていました。

イギリスのノッチンガムのゲームズワークショップ本社
凄い外観の会社です。スペースマリンの像がシンボルです。

1990年頃に筆者は「指輪物語」の15mmか20mmくらいの小さなフィギュアを意味もなく買ったのを覚えています。後年、「road of ring」がヒットして有名になりましたが、映画のシーンでそのフィギュアが「指輪物語」だとわかりました。使用方法はロールプレイングゲームの駒だったのです。

この様に小さな企業であったゲームズワークショップですがウォーハンマーシリーズと共に成長し、その後、合併したシタデル・ミニチュアの名前を取って塗料の分野でもシタデルカラーとして世界中に販路があります。

ウォーハンマーはどこで買えるのか

ウォーハンマーはもちろんWeb上に公式サイトがあり、そこで買うことが出来ます。また国内にもゲームズワークショップの直営店があり(とはいえ大都市圏にしかありません)実際に見て触って買うことが出来ます。スタッフの方もマニアの方が多いので安心で、わからない事やどう進めたら良いのかをアドバイスしてくれます。

公式ショップ以外にも販売店はありますのでご安心ください。大阪の方でしたら昔から営業を続けている難波のアイコノクラズムさんやゲームズワークショップ難波店へまず行かれることをお勧めします。

すぐにサイトで購入するのはやめておいた方が良いですので!(でもどうしても、すぐに始めたい方はクリック一つで買いましょう。)

実は筆者が初めてウォーハンマーを見たのは1988年のオーストラリアでした。日本に帰ってから探しましたが勿論、未発売ですので夢は叶わずでした。

10年程の歳月が経ち、ネットの普及でイギリスのゲームワークショップのサイトで購入することが出来ました。今もその時の感動は忘れません。

ウォーハンマー40Kの世界の年表を知って楽しもう

ウォーハンマー40Kの世界のイメージ
スペースマリンの軍団 GW出典

ミニチュアゲームの醍醐味はその世界観にどっぷりと浸かる事だと思います。思い入れがなければ塗装は進みません。またゲームプレィも面白く無いでしょう。最初に公式サイトより引用します。

壱万年以上に亘って皇帝は地球に在り、〈黄金の玉座〉より動かず。皇帝こそは、神々が認めし〈人類の支配者〉にして、無尽蔵の軍団を従えし百万世界の征服者なり。

なれど、皇帝は腐りゆく骸にしてその身は人知れず滅びゆき、今はただ〈技術の暗黒時代〉を経てなお受け継がれる古の技によりて保たれるのみ。〈腐屍の王〉となりける皇帝の身を保つがため、おのれの身命を捧ぐ者ら、日に一千を下らず。血は皇帝の御名がもとに啜られ、肉は皇帝の御名がもとに喰らわれん。

人類の血と肉にこそ、〈帝国〉はその礎を得たり。このような時代において“生きる”とは何か。それは幾兆もの名も無き者どもの一人となることに他ならない。そしてそれは同時に、この上なく残虐にして血に塗れた、過酷な時代に身を投じることをも意味しているのだ。

これは、かくも暗き時代の物語。


もし望むならば、そして真に勇敢であるならば……君は今日、この銀河に身を投じることもできる。

恐怖に満ち、慰めも希望も死に絶えた、この苛酷なる銀河へと。それでもなお怯むことなく、冒険に赴かんとするならば、覚悟を決めるがいい。

技術と科学の力など忘れよ。道徳や慈愛はすでに無力。進歩と調和の約束など、もはや絵空事でしかない。血に飢えし神々の笑い声がこだまするこの銀河に、安息は無い。あるものはただ、無限の闘争と殺戮、ただそれだけだ。


しかし、銀河は広大にして無辺である。何が起きるにせよ、君は必ずや、その当事者となるであろう。

物語は41千年紀(紀元40,000年台)の銀河での戦いです。

  • M01〜M15 地球の時代
  • M15〜M25 技術の時代
  • M25〜M30 不和の時代
  • M30   大征戦
  • M31 ホルスの大逆
  • M31 第二創設
  • M32 帝国宗務局の台頭
  • M32 獣の台頭
  • M34〜35 ノヴァ・テラ大空位
  • M36 背教の時代
  • M37〜41 贖罪の時代
  • M41 衰退の時代
  • M41 大いなる貪るもの
  • M41 古なる者たちの台頭
  • M41 第二次アルマゲドン戦役
  • M41 ダムノス戦役
  • M41 リンズワールドの陥落
  • M41 リバイアサンの蠢動
  • M41 大胆不敵なる拡張計画
  • M41 ケイオスの台頭
  • M41 ダモクレス湾の戦い
  • M41 第十三次 黒き征戦
  • M41 バールの暗黒の刻
  • M41 ギャザリング・ストーム

上記のリストだけでは何の事だかわかりませんが、ゲームのバックグラウンドの設定は良く出来ています。

M30の大征戦とは、皇帝がバラバラになった人類の文明を再興するためにスペースマリーン兵団を編成しました。そして一大遠征軍を率いて出征し、従来から戦っていた兵団を支援した。

彼らは破竹の進撃を続け、エイリアンや歪みから怪物たちを撃退し、行方不明になっていた総主長たちを見つけていきました。銀河の平和は取り戻されようとしていたのですが、皇帝の予想もしなかった反乱が起こります。そう、ホルスの大逆です。

皇帝の最も信頼していた忠臣の大元帥ホルスが、スペースマリーン軍団の大半と数え切れないくらいの帝国軍兵士が彼と共に反旗を翻します。

ホルスは皇帝の座を狙って地球に侵攻し、銀河全体の宇宙空間を舞台に、かつての同胞同士が血で血を洗う内戦が起こります。この間、伝説になる戦いや悪逆非道な行いもある中で反逆者ホルスは戦死します。が皇帝も致命的な深手を負い生命維持装置である黄金の玉座から出られぬ体になりました。

内戦が終わり皇帝忠誠派のスペースマリーン兵団は解体され、千人を最大構成に戦団として再編されました。一部の戦団は基の兵団の名称、勲章、軍装色を引き継いだ。だがそれ以外の戦団は新たに名称や紋章をあげた。この第二期創設の戦団の多くが今も帝国に忠誠を誓っている。

時は流れ、オルクが猛威を振るい、ティラニッドが銀河系に侵入してきたりして銀河の平和は訪れません。また、ネクロンとエルダーの戦いに巻き込まれます。さらにアルマゲドンにおいてオルクの族長ガズグッカル・マグ・ウルク・ザラガとの戦いに勝利したものの殲滅はできず、禍根を残す事になる………….

読んでみるとお分かりと思います。この辺りが長続きをしているゲームという事が理解できます。ストーリーがあるのです。そこがプレイヤーのフィギュアへの思い入れとなり、はまり込むのです。

物語の始まりは第41千年紀から

銀河は1万年の戦乱の中、皇帝はバラバラになった人類を再統一し、人類による永遠の帝国を夢見た。

そのためにスペースマリンたちを創設した。彼らは皇帝の剣と盾そのものであった。銀河復興の究極の切り札であった。

そして皇帝自身の遺伝情報から生み出された総主長(プライマーク)に率いられ軍勢は星々の海へと大征戦を開始した。

しかし、この栄光の未来に向かう夢は裏切りの炎によって潰え去った。太古より人類を滅ぼさんとする憎悪と死の恐怖に満ちた不死の存在が皇帝の息子で大元帥ホルスを調略したのだ。

そのためスペースマリンの兵士の半数が帝国に反旗を翻した。これが「ホルスの大逆」と呼ばれ銀河を引き裂く同胞同士が相撃つ最悪の戦いとなったのだ。

帝国の母星である地球での決戦において勝利したもののその代償は大きかった。人類の帝国は今やその広大な領域は腐り果て、恐怖と無知によって支配されている。

皇帝の忠実な総主長たちは何世紀の間に殺され、消滅した。数十億もの名もなき者たちの軍隊が襲い来る敵からの唯一の盾であった。裏切りしスペースマリンの軍団は帝国に対し永遠の抗争を続けている。もはや銀河に安息は無く、広大な宇宙の彼方には戦争と血に飢えた神々の声がこだまするのみであった。

ここまでが年表の「ホルスの大逆」までです。この先を知りたい方はゲームズワークショップの公式サイトかスターターキットのーboxを買ってください。ミニチュアゲームの醍醐味は背景を知ることから始まります。

まとめ

ウォーハンマー40Kの世界観を簡単に説明しましたが、楽しみ方は4点あります。下記の4点の楽しみ方のうち最低でも2点でも興味を持ったなら始めてみましょう!

warhammer40kのスターターキット
  1. コレクション
  2. モデリング
  3. ペイント
  4. プレイ


これを機会に記事を書くにあたって筆者も大阪のゲームズワークショップ難波店に行ってきます。また、順次これから始める方への記事を書いていきます。自身のウォーハンマーのフィギュアへのモデリングとペイントのリハビリのためにも。

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