ケイオス(混沌)陣営の中のブレイド・オブ・コーンの中で唯一の射撃ユニットであるスカルキャノンについての説明と製作記事です。
筆者の基本的なペイント工程や ベースデコレーション のノウハウについて書かれています。ウォーハンマーのキットはゲーム目的での「バトルレディ」状態へいかに早くペイントするかです。
出戻りゲーマーの筆者はこの点も試行錯誤の連続で早くて見栄えのする方法を模索中です。
ベースデコレーションは筆者が一番力を入れている部分です。これが映えるとフィギュアも非常に良く見栄えします。色々と参考にしてください。
製作記事ですがリアルタイムで書き、アップしますので完結していませんがお許しくださいね!
スカルキャノンとは
コーンの鍛冶場から生まれたスカルキャノン。操作するのはブラッドレターが2体である。発射されるのが切り取った敵へいの頭蓋骨という変わった武器である。(砲弾の威力のことは聞かないでください。)
ゲーム上は「火炎髑髏」と言う射撃武器である。射程が30mvとロングレンジの武器です。
[攻撃回数] 1、[ヒット値] 3+、[ダメージ値] 3+、[貫通値] -2、[ダメージ回数] D6と攻撃回数は少ないものの、当たれば[貫通値][ダメージ回数]ともに優れているので相手にかなりのダメージを2/1の確率で与えられそうな武器です。
もちろん接近戦もブラッドレターが騎乗してますので「ヘルブレイド」に「禍々しき大口」で戦えます。
アビリティは「火炎髑髏」で攻撃対象が10体以上いるなら、ヒットロールに1を加算できます。雑魚に対して威力を発揮しそうです。
もう一つのアビリティは「粉砕抹殺」で各接近戦フェイズで1回目の攻撃で敵兵が戦死していた場合に再度射撃武器で攻撃できます。使いようによれば面白いアビリティです。
さて、ポイントの方は最小1、最大3の130ポイントです。最大編成をして390ポイント。微妙です。ブラッドサースターが300ポイント弱で編成できるので3台はなく、1台だけアーティラリーとして入れても良いのかなと考えています。
次回の対戦で筆者は投入してみます!
スカルキャノンの製作
このスカルキャノンはメルカリで完成したものを買ってリペイントしたもので、一からは作っていません。
元はこう言う状態でした。写真のコーン軍団をまとめて買いました。手取り早い軍拡方法です。塗装が気に入ったら得ですが、自分に合わない場合や高すぎるのはNGです。筆者はあらかじめリペイントを覚悟していましたし、ベースデコレーションをするために変換作業も覚悟の上で1セット14200円で購入しました。
コーンアーミーの短期軍拡方法については下記記事を参考にしてください。
スカルキャノンのペイント
当初はレイヤーを施し元キットを活かそうと思いましたが、パーティングラインの処理ができておらず、バリも多数あったので、処理をしてサフェーサーを吹きました。
見過ごせる範囲を超えていましたので仕方がありません。一から組み立てることを考えれば時短にはなりました。
ただ、ウォーハンマーの大型キットは組んでからペイントするとかなり苦労します。部分的にパーツ分割を考えてペイントするのが良い方法とわかりました。
それともう一点、大型キットはプレイをするのに持ち運びがあります。それを考えるとマグネタイズをしてのパーツ分割が賢明です。
写真の騎乗しているブラッドレターも仕上がりが元々悪かったのでサフを吹いてリペイントしています。(ベースカラーのみ)
ゴールドやメタリック系のカラーは一度塗りでは薄いので何回か塗っています。一度に塗ろうとすると厚塗りでモールドが消えたりぼってり感がします。根気よく塗ることです。程よい塗膜が出来た方が後のシェイドが映えます。
ゴールド部分が終わったらシルバー部分にかかります。筆者は少し暗めのファレホーのメカカラーのダークスティールに少しブラックを混ぜて塗っています。
次にコーンアーミーですのでメインカラーはレッドを選択しました。通常は「コーンレッド」と行きたいのですが赤みがイメージと違ってピンクを濃いくしたようなイメージですのでダークレッドで開始です。
スカルキャノンのベース製作(ベースデコレーション)
順番通りの工程ですと筆者はフィギュアの場合は組み立てが終わったら、まずベースの製作に入ります。つまりベースデコレーションを先に済ませるやり方です。
このメリットはフィギュアを塗装してからですとせっかく完成したフィギュアが汚れる場合があります。
もう一つはベースデコレートした素材が定着するためにサフェーサーを最後に吹きます。これで剥がれません。
ベースデコレーションはいつも石膏粘土か最近はポリパテをよく使います。ポリパテは硬化時間を硬化剤で調整できるので造形が多い場合は効果を遅くします。
ただ、欠点は臭いがキツく我が家では家内が在宅中はNGです。(でも便利です!)
今回はポリパテを使用し、硬化乾燥後にシタデルのテクニカルも使っています。
それと外国のメーカーのベースデコレート素材を筆者は良く購入します。時にはゲームズ・ワークショップと同じ大きさのレジンベースで地面等が出来た物も買います。
ヨーロッパやアメリカではミニチュアのウォーゲームは昔から市民権を得ているので、ググれば必ず見つかります。
問題点は結構高く付くことですが、凝ったベースを1ユニット20セットも作るのは大変なので労力を考えたら購入もありです。
本論に戻ります。
サフを吹いて乾燥したらシタデルのベースカラーを薄くしたもので何回か塗装します。この時に単調にならないように濃淡を付けています。
一通りペイント出来たら一旦終了でシェイドを施し、スカルキャノン本体のレイヤーにかかります。
終わり次第記事にしますので。
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