WH40Kスペースマリーン戦団の編成と各中隊の役割について

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ウォーハンマー40,000の世界の主役とも呼べるスペースマリーン。偉大なる司令官となるべく皇帝の遺伝子により創造された超人、総主長(プライマーク)。選ばれし20名の総主長の遺伝子を元に作り出された兵団戦士の末裔の戦団の編制についてまとめてみました。

スペースマリーン戦団の組織構成

スペースマリーン戦団(チャプター)は10個の中隊(カンパニー)からなっています。各中隊は100名の兵士からなり、その中から歴戦の勇士が中隊長(キャプテン)となり中隊の指揮をとります。また、その補佐に2名の副官が置かれています。

一個中隊には、10名のスペースマリーンからなる10個の分隊(スカッド)から構成され、軍曹がその指揮に当たります。

稀に「戦いの聖典」のガイドラインから5名の戦士で構成された分隊を最大で20個まで設置することも可能とされている。また、支援部隊によって戦闘中隊を補強することも許されている。

スペースマリーン戦団の中隊について

スペースマリーン戦団第一中隊とはエリート集団

スペースマリン戦団第一中隊のベテラン兵

10個ある中隊で第一中隊は、戦団の中で最も長い経験を積んだベテラン戦士で編成される。それゆえに第一中隊は戦団内で最強の中隊となる。第一中隊の古参兵はあらゆる戦場での役割を遂行できる能力を持つ。

戦団の指揮官たちはいずれかの時点でこの古参である第一中隊の出身者である。

古参である第一中隊が中隊規模で単一の戦場へ投入されることは珍しく、通常は他の中隊と共に分隊単位で投入されるのである。

スペースマリーン戦団の第二中隊〜第五中隊は戦闘中隊である

第二中隊から第五中隊までは「戦いの聖典」によると「戦闘中隊である」と規定されている。すなわち、戦団が保有する戦力の中核をなす兵力であり、戦闘任務の大部分を受け持つ事になる。

その内訳は六個の戦列分隊、二個の近接支援分隊、二個の火力支援分隊からなる。近接支援分隊には強襲分隊や装甲二輪分隊もある。また火力支援分隊には撃滅分隊と呼ばれる勇ましい名前の分隊も存在する。

多くの場合、スペースマリーンの戦力配置は一個の戦闘中隊(バトルカンパニー)と古参中隊、待機中隊(リザーブカンパニー)により増援を受けるのが通例だ。

スペースマリーン戦団の第六中隊〜第七中隊は待機中隊と呼ばれる

待機中隊は、他と違って同種の分隊で全て編成されている。何故ならば待機中隊は戦団の中核となる第二中隊から第五中隊の補佐や補充に当てられるためだ。戦列分隊の戦場での補充を目的としているので、支援分隊も要らないわけだ。したがってその構成も10個から20個の戦列分隊のみで編成されている。

ただし、第六中隊は装甲二輪の操縦訓練も受けているために、装甲二輪分隊として作戦に当たることも可能である。同様に、第七中隊はランドスピーダーやストームタロンの訓練を受けているため、軽装甲ビークル増援部隊としても機能するのだ!

スペースマリーン戦団の第八中隊は近接支援中隊

スペースマリーン戦団第八中隊のスカッド

10個から20個の分隊でなる第八中隊は全て近接支援分隊から構成される。その任務は主に侵略攻撃の際に使用されるか、肉弾戦(白兵戦)が必要とするときに投入されるのだ。まさに命がけであり命知らずの中隊である。

スペースマリーン戦団の第九中隊は火力支援中隊

スペースマリーン戦団第八中隊

第八中隊と同じく10個から20個分隊からなる第九中隊は別名を火力支援中隊とも呼ばれ、戦団内で最も重武装で他の中隊を圧倒的火力で支援できる能力を持つのだ。

スペースマリーン戦団の第10中隊はスカウト(偵察)中隊

スペースマリーン戦団第十中隊
games workshop出典  第十中隊の兵士

第十中隊は他の中隊と違って肉体改造と訓練がまだ終わっていない者たちで編成されている。したがって「戦いの聖典」にも定数は正式に規定していない。新たな入団者の数は不確かなのだ。

スペースマリーン戦団の各中隊の保有戦力は

第十中隊を覗く各中隊は装甲兵員輸送車を保有する。

  • ライノ
  • レイザーバック
  • リパルサー
スペースマリーン戦団所有のライノ
games workshop出典  戦闘車両のライノ
スペースマリーン戦団が保有する戦闘車輌のレイザーバック
games workshop出典  レイザーバック
スペースマリーン戦団保有の戦闘車輌レパルサー
games workshop出典  リパルサー

古参中隊は上記と違って、ターミネイターを戦場の激戦区へ輸送するために、ランドレイダーとストームレイブンを常に保有する。

スペースマリーン第一中隊保有ランドレイダー
games workshop出典  ランドレイダー
スペースマリーン戦団第一中隊保有のストームレイヴン
games workshop出典  ストームレイヴン

スペースマリーン戦団としての他の装甲車両は武器庫で保管され、各中隊長はそれらの車両を選択して借り受けるのだ。また、多くの中隊にはドレッドノートが数機配備されている。ドレッドノートの存在は、中隊の戦闘能力を一変させるほどに重いものなのだ。

スペースマリーン戦団司令部に所属するものたち

すべてのスペースマリーン戦団には、事務官や専門官たちも所属している。彼らの役目は戦場への重要な物資の補給、精神的教導、そして高い破壊力を誇る戦闘能力を提供する。彼らを司令部専門官とも呼ぶ。それには、司書官、教戒官、技術官、医術官などを含むのだ。

スペースマリーン戦団の司書官
games workshop出典  司書官
スペースマリーン戦団の医術官
games workshop出典  医術官

これらのすべての戦団の最高司令官を務めるのが、偉大なる歴戦の中隊長から選ばれた戦団長なのだ。戦団長のみが帝国行政局の指示に直接返答を許され、戦団の行動全ての責任を持つ。

まれに、戦団長の中に通常の中隊編制とは別に「名誉の譲り手」を編成するものもいるらしい。

以上でスペースマリーン戦団の編成については終了だが、スペースマリーンについてはまだまだ続くので期待してもらいたい。

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