レギオンズインペリアリスが発売になって1年以上になります。筆者もプレイを10回ほど経験した中で、アスタルテスとソーラーオクシリアの強くて役に立つユニットやオクシリア軍の特徴を個人的主観で紹介します。
もちろんポイントコストと比較して強くてお得という意味です。
ソーラーオクシリア側
- Leman Russ Squadron(レマン・ラス戦車分隊)
- Malcador Heavy Tank(マルカドール重戦車)
- Basilisk Artillery(バシリスク砲兵)
- Veletaris Storm Section(ヴェレタリ・ストーム・セクション)
- Charonite Ogryns(シャロナイト・オグリン)
1. Leman Russ Squadron(レマン・ラス戦車分隊)

恐怖のヴァンキッシャーキャノン搭載のレマンラスタンク
概要
ソーラー・オクシリアの主力戦車で、最大10輌まで編成可能。オプションでバンキッシャー砲(Vanquisher Cannon)などを装備できる。コストが比較的安い戦車の中では最強を誇ります。
強さの理由
次にその強さの理由を書いていきます。
多用途性
バンキッシャー砲は「Armourbane」特性を持ち、車両やタイタンに対するセービングロールを再ロールさせるため、対装甲戦で非常に強力。一方、通常のバトルキャノンは対歩兵にも有効。
「Armourbane」は一度成功したセーヴを再度やり直して失敗すると精神的に非常なダメージを受けます。
耐久性
スペースマリーンのプレデターより動きは遅いが、セーヴ値2+頑丈でポイント効率が非常に良い。
数
4両で175ポイントで10両で395ポイント。1両あたり40ポイント弱という安さです。アスタルテス側のプレデター戦車と比べるとほぼ同じポイントですが、セーヴ値が2+という点と主砲の射程が10インチ長い点はかなり有利に戦えます。
大量展開が可能で、数の暴力で敵を圧倒できます。
評価
スターターセットに含まれるこのユニットは、ポイント対コスト比で非常に優れており、対車両と対歩兵の両方で活躍。コミュニティでも「オクシリアのバックボーン」と称される。ただし、スターターセットに入っている4両は2両分しかヴァンキッシャーバトルキャノンは装備できません。追加で買うしか4両同じ装備にはできませんが別売りは8両分入っています。

2. Malcador Heavy Tank(マルカドール重戦車)
概要
レマン・ラスより重装甲の戦車で、デモリッシャー砲や追加武装を搭載。
強さの理由
火力
主砲に加え、デモリッシャー砲を搭載し、近距離での破壊力が抜群。建物や密集した敵ユニットを一掃可能。もちろんヴァンキッシャーバトルキャノンも搭載可能です。その他ポイントディフェンス武器もヘヴィーボルターも装備可能です。
耐久性
追加の傷(Wound)を持ち、撃たれ強い。特に防御線を維持するのに適しています。
ポイント効率
レマン・ラスより高コストだが、その火力と生存性でバランスが取れています。
評価
重火力を必要とする局面で頼りになる。対スペースマリーンやタイタンにも一定の脅威を与えられます。
3.Basilisk Artillery(バシリスク砲兵)
概要
「The Great Slaughter」拡張で追加された遠距離砲撃ユニット。砲兵中隊(Artillery Company)の中核です。
強さの理由
遠距離火力
「Barrage」ルールを持ち、広範囲にダメージを与えられる。「Pulverising Volleys」ルールにより、命中ペナルティなしで射撃可能。
脅威度
隠れた敵や密集陣形を壊滅させる能力があり、対歩兵戦で無類の強さを発揮。
戦略的価値
射程が長く、後方から安全に敵を削れるため、ゲームの流れをコントロールしやすい。
評価
一部プレイヤーからは「強すぎる」と指摘され、制限が提案されるほど。オクシリアの遠距離支援の要であり、アスタルテスの陣形を崩すのに最適。
4. Veletaris Storm Section(ヴェレタリ・ストーム・セクション)
概要
近接戦闘に特化した歩兵ユニットで、パワーウェポンやフレイマーを装備。
強さの理由
近接能力
「Rend」特性を持つ武器で、戦闘フェイズでのダイスロールを強化。近接戦闘力(CAF)が低くないため、アスタルテス以外の敵を圧倒可能。
柔軟性
フレイマー装備で対歩兵戦にも対応でき、役割が広い。
生存性
トランスポート(例: ドルコサン)に乗せれば機動力と防御力が増す。もちろんオクシリアの歩兵はセーヴ値が6+なので打たれ弱いのが欠点です。
評価
歩兵としては突出した攻撃力を持ち、オブジェクティブ確保や敵陣突破に有効。オクシリアの「数の力」を補完するエリートユニットです。
5. Charonite Ogryns(シャロナイト・オグリン)

ベースに2体いるのがオグリンです。
概要
オグリン種の近接特化ユニットで、コアセットに含まれる。
強さの理由
驚異的な近接力
CAF+3に加え、「Furious Charge」で突撃時にさらに+1。「Rend」特性でダイスを追加し、最大6D6で攻撃可能。
対装甲
ナイトやドレッドノート以外ならほぼ確実に破壊する攻撃力を持つ。
耐久性
6+セーブですので脆弱です。ただし白兵戦では無敵です。射撃を受けないような配置と移動が肝要です。
評価
移動速度が5インチと遅いが、トランスポートで補えば最強クラスの突撃ユニットに。対アスタルテス戦で輝きます。
オクシリアの戦略的ポイント
ソーラー・オクシリアは単体でも強いが、司令官(Legate Commander)の「Solar Auxilia HQ」範囲内でオーダーを受けると真価を発揮。歩兵は「Chain of Command」制約があるため、指揮系統が重要です。
重装甲戦車使用は必要

スーパーヘヴィータンクのベインブレード
レマン・ラスやマルカドールを軸に、バシリスクで遠距離支援、重装甲戦車で突破、近接ユニットで仕上げという組み合わせ。
航空戦力も充実しています。特にマローダー爆撃機は建物ごと相手を吹き飛ばせる「bombingrun」があり敵にとっては脅威です。
ソーラーオクシリアのまとめ
ソーラー・オクシリアの「強いユニット」として特に目立つのは、レマン・ラス分隊(汎用性とコスト効率)、バシリスク砲兵(遠距離支配力)、シャロナイト・オグリン(近接破壊力)です。
これらを軸に、状況に応じてマルカドールやヴェレタリ、重装甲戦車を加えるとバランスの取れた強力な軍勢が作れます。
ゲームのメタはまだ発展途上ですが、コミュニティ(例: GoonhammerやReddit)でもこれらが評価されており、実際のプレイで試してみる価値があります。

筆者の感想ですが単体同士ではアスタルテスよりオクシリアに分があるように思います。今後のアスタルテスの砲兵中隊に期待します。
以上、出戻りゲーマーのJoeでした。
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