オークシリアの強いユニットに続いてアスタルテス(スペースマリーン側)の強いユニットを紹介します。
legions imperialisのアスタルテスは強いと言うより固有の戦団特性によってユニットの能力を発揮させる物もあります。
コストは少し高めですが個々の能力は優れたユニットが多いのが特徴です。
列記します。

強いユニット一覧
- Legion Terminator Detachment(ターミネーター分隊)
- Kratos Squadron(クラトス戦車分隊)
- Thunderhawk Gunship(サンダーホーク・ガンシップ)
- Legion Dreadnought Talon(ドレッドノート・タロン)
- Legion Tactical Detachment(タクティカル分隊)
- Leviathan Dreadnought(リヴァイアサン・ドレッドノート)
- Legion Rapier(レギオン・レイピア)
1. Legion Terminator Detachment(ターミネーター分隊)
概要
ターミネーター装甲を着た重歩兵で、基本4ベースで編成。最大8ベースまで。「Deep Strike」を持ち、2ターン目からどこにでも登場できます。
強さの理由
耐久性
4+セーブとWounds1は強くはありませんが、強いボルターを持ち近接もそこそこ戦えます。戦術力が1増える特殊ルールを持っています。
近接戦闘力
CAF(Close Assault Factor)+4で、近接戦闘時に「Implacable」で敗れても士気チェックは必要ありません。ワールド・イーターズのような近接特化レギオンならさらに強化。
運搬可能
サンダーホークで迅速に展開でき、敵陣深くへの突撃が強力。
評価
小規模ながら近接の射撃と打撃力を持ち、オブジェクティブ確保や敵の要所突破に最適。コアセットに含まれるため入手しやすく、初心者にも扱いやすいユニットです。
2. Kratos Squadron(クラトス戦車分隊)
概要
重戦車で、基本2輌から最大4輌まで編成可能。主砲としてクラトス・バトルキャノンまたはメルタ・ブラストガンを選択。
強さの理由
火力
バトルキャノンは中距離で安定したダメージを、メルタ・ブラストガンは近距離で「Bunker Buster」特性により構造物を破壊可能。
耐久性と近接
2+セーブ、Wounds 2に加え、CAF+3で近接でも戦車を踏み潰せる。
ポイント効率
150ポイントで2輌からスタートし、追加輌が割安(+70ポイント程度)。コスト対効果が高い。
評価
攻防両面で優れ、タイタンや敵車両への対抗手段として優秀。アーマード・カンパニー編成の主力としてコミュニティで高評価。
3. Thunderhawk Gunship(サンダーホーク・ガンシップ)
概要
輸送と火力を兼ね備えた航空ユニット。最大3機で編成可能。
強さの理由
機動力
移動25インチと「Flyer」「Hover」特性で地形を無視し、迅速に戦場を移動。
輸送力
「Large Assault Transport (8)」でターミネーターやドレッドノートを8ベースまで運び、降下後に突撃(Charge Order)が可能。
火力
ターボレーザー・デストラクターやヘルストライク・ミサイルで重装甲目標を攻撃でき、対空にも対応。
耐久性
2+セーブとWounds 2で航空ユニットとしては頑丈。
評価
高コスト(約200ポイント/機)だが、運搬と火力の両立でゲームを支配するポテンシャルを持つ。サプライズ攻撃や迅速な展開で戦局をひっくり返す切り札。

4. Legion Dreadnought Talon(ドレッドノート・タロン)
概要
コンテンプター・ドレッドノートを中心とする分隊で、2~6体で編成。
強さの理由
バランス
4+セーブ、Wounds 1、CAF+5で近接に優れる。移動5インチで遅いのが欠点ですが4体で70ポイントで10体に増やしても160ポイントです。1体当たり16ポイントとかなりお得です。
武器選択
マルチメルタやプラズマキャノンで対装甲、「Assault」特性のクロース・コンバット・ウェポンで対歩兵も対応できます。
柔軟性
サンダーホークで運搬可能で、前線への投入が容易。もちろんドロップポッドでディープストライクも!
評価
コアセットに含まれるコンテンプターは歩兵と車両の中間的な役割を果たし、どのレギオンでも安定して活躍。特にブラッド・エンジェルズのような近接強化レギオンで輝きます。
筆者のプレイでの経験では弱いユニットと思われているので相手にされません。いつも終盤まで残り雑魚相手に結構活躍しています。損害を受けてもポイントがポイントなので気にすることはありません。隠れヒーローです。
5. Legion Tactical Detachment(タクティカル分隊)
概要
基本歩兵ユニットで、4ベースからスタート。ミサイルランチャーやプラズマガンでアップグレード可能です。中心的戦力の一つです。
強さの理由
コスト効率
約35ポイントで4ベースと安価。数を揃えて戦場を制圧可能です。最大12ベースでも83ポイントです。
歩兵の中核のタクティカルスカッドはボルターのみですが、「ASSULT」武器ですので8インチの半分の射程では攻撃力(ダイスの数)が倍の2になります。ヒットロールは5+ですのであまり期待はできませんが,
数を頼りに一斉射撃です。オクシリアの歩兵が相手でしたらセーヴ値が6+ですので効果はあります。
汎用性
ボルトガンで対歩兵戦をこなし、ミサイルランチャーやプラズマガンでアップグレードで対車両や重歩兵にも対応できます。
プラズマガンはあまり役に立ちませんがミサイルランチャーは絶大な威力を発揮します。
射程20インチで対歩兵なら遮蔽無視の攻撃が2、対戦車でもヒットロール4+で貫通-1です。筆者はほぼ対歩兵に対して発射します。
ただ、視界が通ってないといけないので建物の屋上に配置したいですね!
レギオン特性
レギオン特性で大化けの可能性があります。ウルトラマリーンの「Interlocking Tactics」(命中後の1の再ロール)やアイアン・ウォリアーズの「Siege Lords」(構造物へのボーナス)で強化可能です。
筆者のインペリアルフィスト(IF)は歩兵の携行武器はファーストファイア時は「accurate」で外れてもヒットロールは振り直しができるので、このユニットはたくさん欲しいのですが、インファントリー箱に少ししか入っていないのでなかなか軍拡は進みません。
評価
地味ですが数の暴力と柔軟性で戦場を支えます。初心者向けでありつつ、上級者も編成の軸として重宝します。このユニットをうまく運用するのが勝利への道です。
6.Leviathan Dreadnought
概要
ドレッドノート中で一番ヴィークルに対して効果的攻撃ができます。突撃すればタロンと同じくCAF5ですが、射程6インチと短いですが「Cyclone melta lance」を持ち、ヒットロール4+に貫通-3もあり戦車も倒せるからです。
強さの理由
コスト効率
4ベースで75ポイントで8ベース(145ポイント)まで増やせます。タロンよりやや高コストですが十分見合っています。また「Twin-linked volkite caliver」は「Accurate」持ちの歩兵用Light武器です。
「Deflagrate」の武器特性はヒットしたら次々セーヴされるまでヒットが続くので厄介な武器です。
汎用性
戦車を入れるかドレッドノートを入れるのか迷いますが、各ドレッドノートは重宝しますので、プレィには必須と思われます。ポイントもアスタルテスの戦車より少ないので是非使いましょう。
評価
アスタルテスのドレッドノートはどれも優秀です。特にこのリヴァイアサンはお勧めのユニットです。
7.Legion Rapier
概要
唯一の自走歩兵ユニットです。特に間接射撃可能なクワッドランチャーを持ち、トランスポーターにも詰めるので重宝できます。
強さの理由
コスト効率
40ポイントで2台使えます。最大は8台でコストは130ポイントです。追加コストが安く1デタッチメントに6台以上は使いたいです。クワッドランチャーは射程6~30インチで攻撃力2なので6台あれば12個のサイが振れ4+で貫通-1です。50%命中が期待でき、歩兵のユニットであれば半壊は必至です。
汎用性
フォーメーションごとに1デタッチメントは入れる価値はあります。移動も遅いながらでき、輸送もできるのでお勧めです。
評価
<コストや汎用性のどれをとっても申し分のないユニットです。必ず使うべきです。
戦略的ポイント
各レギオンの特殊ルールがユニットの強さを左右します。例えば、ワールド・イーターズの「Incarnate Violence」(近接ダイス再ロール)はターミネーターやドレッドノートをさらに強力にし、ホワイト・スカーズの「Born in the Saddle」はサンダーホークの生存性を高める。インぺリアルフィストの「Disciplined Fire」(前述)などがあります。ただまったく役に立たないものも見られます。くれぐれもルールを読んだ上で戦団を選んでください。
編成のバランス
推奨ゲームサイズ(3000ポイント)では、クラトスやサンダーホークの高火力ユニットと、タクティカルのような低コストユニットを組み合わせるのが効果的ですが、同盟軍枠(30%)はオクシリアやタイタンやナイトを入れてください。
支援火力等でアスタルテス側は不足がちです。私見ですがバジリスクやオクシリアの重戦車、センチネルやオグリンはあれば有効です。スターターセットから入った方は簡単なはずです。
弱点
相手がオクシリアメインの編成でしたら「パイオニア・カンパニー」の「Infiltrateや「Forward Deployment」に対抗するユニットがアスタルテス側にありません.
オクシリアの歩兵の人海戦術とまともに相手をすると終わってしまうので、出だしにはくれぐれも初期配置には注意が必要です。筆者は目には目をでオクシリア軍も充実させています。

結論
アスタルテスの「強いユニット」として特に際立つのは、サンダーホーク・ガンシップ(機動性と輸送力)、クラトス戦車分隊(火力と耐久性)、ターミネーター分隊(近接と生存性)です。これらを軸に、タクティカルで数を補い、ドレッドノートで中間的な役割を担う編成が強力です。プレイスタイルやレギオン選択によって最適解が変わるため、例えば近接重視ならワールド・イーターズ+ターミネーター、防御重視ならアイアン・ウォリアーズ+クラトスがおすすめです。筆者のメインアーミーはインペリアルフィストで間接射撃や歩兵携行武器を充実させています。戦団特性で武器がレーザーキャノンやオートキャノンが記述されてますが、発売になるということは新キットなのでしょうか?多分でないでしょうね。もうしばらく夢を見ますか!
今回はここまで。出戻りゲーマーのJoeでした。
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