デストラクション(破壊)の勢力の「オールクウォークラン」の「ボーンスプリッター」についての解説とそのユニットやリーダーについて調べてみました。
これからボーンスプリッターを始める方の参考になればと思います。
ボーンスプリッターとは
ボーンスプリッターは仲間であるグリーンスキンからも何をしでかすか解らない風変わりな連中と見なされています。常に移動しながら戦闘をし、あらゆる領域を破壊します。
その風貌は裸で、骨の鎧以外は身に付けず、派手な戦化粧のみという超原始的なオールクです。(オールクは原始的なのですが)
『いくさだァァァア!』の掛け声に狂乱するボーンスプリッターは野生の獣の魂その物だと信じている不可思議な力への畏敬の念なのです。それゆえ彼らはシャーマンを信じ不可思議な預言者ウルゴックたちに従うのです。(ユニットもウィザードが多いのも納得です。)
つまり、ボーンスプリッターにとって偉大なる緑の神は獣と怪物の主で有り、原始の狩の神なのです。あらゆる動物にゴルカモルカの魂の一部が封じ込められており、それを殺し、骨を奪うことによって、この力を自分たちが利用できると信じてやみません。
もっとも粗野な気質のモンスターを狩るのも納得がいきます。
ボーンスプリッターは『骨笑い族』『氷骨族』『ドラックフット族』と言う種族以外にもが沢山います。
ざっと簡単に解説しましたが、詳しくはバトルトームを買ってご覧ください。
続いてプレイに必要なユニットの解説です。
ボーンスプリッターのユニットの種類
ボーンスプリッターはリーダー4種類、ユニット6種類と非常に少ないです。(厳密には3種類)
列記します。
ボーンスプリッターのリーダーユニット
- サヴェッジ・ビッグボス
- ウルゴック・プロフェット
- マニアック・ウイアードノブ
- ウォードク
サベッジ・ビッグボス
1のサヴェッジ・ビッグボスはシャーマンではない唯一のヒーローユニットです。1種類とは驚きです。選択の余地はありません。
アビリティは「俺について来い」でこいつが最初に接近戦を行ったら、このフェイズにまだ接近戦を行っていない味方のボーンスプリッター・ユニットのうち、12 mv 以内に全体が収まっていて敵ユニットから3mv以内ならばすぐに接近戦ができます。
リーダーユニットが攻撃したらすぐに配下の兵士が続いて殴れるイメージです。
指揮アビリティは「野蛮なる攻撃」です。これは12mv以内に全体が収まっているユニットが攻撃のヒットロールで修正前に6が出ると、その攻撃は1回のヒットではなく2回のヒットとみなされます。
武器はボスチョッパなので攻撃回数は6回、ヒット出目、ダメージ出目共に3+おまけに貫通-1、ダメージ量2なので攻撃力はあります。
ビッグボスの移動力はサヴェッジオールクの5インチで同じです。傷値は6で勇猛度は7、防御力は6+なので負傷限界値はあるものの6+ですので思ったほど打たれ強くはなさそうです。この答えは実戦でもわかります。
ウルゴック・プロフェット
次に2の「ウルゴック・プロフェット」はヒーロでありウイザードです。
アビリティは「獣の仮面」でこの兵に対する敵の接近戦攻撃はヒットロール結果が-1できます。
セーヴィングが5+ですので攻撃を受けてもダメージが出にくそうです。こいつは接近戦武器も「ウールゴックの杖&骨ドス」と「牙の生えた口」をもち攻撃回数4とかD3でウイザードの割には強そうですね!
アビリティはまだあります。「『いくさだァァァア!』の預言者」は自軍ヒーローフェイズにロールをして4+ならば司令ポイントを1点獲得できるという優れものです。160ポイントなので入れなきゃ損です。
ウイザードの魔法はと言うと「ゴルクの拳骨」です。詠唱値5で24mv以内の射線が通っている敵ユニット内の兵数に等しい個数のダイスをロールし、結果が6が出るたびに1ポイントの致命ダメージが出ます。
25mmベースの兵数の多いユニットはダメージ出ますね!
恐ろしいのは詠唱ロールが10+の場合は4+で1致命ダメージと言う超絶な魔法です。
絶対に入れなきゃ損をするヒーローユニットです。
マニアック・ウイアードノブ
3のマニアック・ウイアードノブもヒーローでありウイザードです。
こいつは乗騎で足がボーンスプリッターの中ではボアボゥイと同じで12インチあります。攻撃力もあります。
そのアビリティは「牙獣突撃」でサヴェッジボアボゥイと同じく突撃移動を行うと、ヒットロールとダメージロールの結果が+1になります。
それと「ウイアードスクイッグ」で格ターンに1回、詠唱ロール、解呪ロール、打ち消しロールの一つをリロールできます。
さて魔法ですが「骨の精霊」詠唱値7で12 mv 以内の全体が収まって射線の通っている味方ボーンスプリッター・ユニット1個は次の自軍ヒーローフェイズまで攻撃のヒットロールが修正前に6ならば2回のヒットになります。
バフで決まると恐ろしいヒット数になるかもです。
ウォードク
最後の4の「ウォードク」はヒーロでプリーストでありウイザードです。
アビリティは「儀式の踊り」で3つの踊りの中から自軍ヒーローフェイズで使えます。
その3つは
- 治しの踊り
- 護りの踊り
- 奇人の踊り
プリーストとして踊りながら魔法なんですね!いや、ウイザードとしてですかね!
1の「治しの踊り」は12mv以内の味方ボーンスプリッター1体はロール結果が3+なら選択されたはD3回復します。
2の「護りの踊り」は12mv以内の味方ボーンスプリッター・ユニット1個は3+なら自軍ヒーローフェイズまでセーヴィング結果に+1できます。
3の「奇人の踊り」は12mv以内の味方ボーンスプリッター1体選択しダイスを1個ロールし結果が3+なら次の自軍ヒーローフェイズまで選択されたウイザードが行う詠唱ロール、解呪ロール、打ち消しロールは+1できます。
最後にウォードクの魔法ですが特定の物は持たずシンプルに1種類の呪文の発動ができ、敵ヒーローフェイズに打ち消しができると言う物です。
続いて一般のユニットについて解説します。
ボーンスプリッターのユニット
ユニットは非常に少なくシンプルです。初心者の方にも単純で簡単です。それゆえ、楽しみが少ないとも言えるかもしれません。
- サヴェッジオールク
- サヴェッジボアボゥイ
- サヴェッジオールク・モールボゥイ
- サヴェッジボアボゥイ・マニアック
- サヴェッジオールク・アローボゥイ
- サヴェッジ・ビッグスタッバ
6種類ありますが、厳密にはサヴェッジオールクとモールボゥイは盾を片手に持つか、両腕で武器を持つ二刀流かだけです。
サヴェッジボアボゥイとサヴェッジボアボゥイ・マニアックも同じです。
アローボゥイは弓矢ですがサヴェッジオールクです。
ビッグスタッバ、サヴェッジオールク、ボアボゥイ、アローボゥイの4種類と考えた方が良いほどシンプルな編成です。
順に解説します。
まずはサヴェッジオールクから
サヴェッジオールク
刺青を入れた裸体の原始的オールクで大群で戦場を駆け巡り破壊し尽くすボーンスプリッターの主兵力です。
ユニット構成は10体〜30体まで使えます。ポイントも120〜300ポイントのバトルラインです。
移動力5インチ、防御力6+、勇猛度5、傷値2という安いが体力のあるユニットです。
アビリティは「ゴルカモルカの魂」で15体以上の兵で構成すると接近戦武器の[攻撃回数]が+1になります。
もう一つのアビリティは「ボーンシールド」で接近戦武器による攻撃に対してセーヴィング結果に+1できます。
もちろん、ユニット内に「サヴェッジボス」を入れて[攻撃回数]に+1や「スカルサンパー」を10体に1体入れ突撃ロール+2、「ボーントーテムベアラー」を10体に1体入れ[勇猛度]+1にできます。
と言うより必須です。勇猛度の低さは必ずカバーしなくてはなりません。
サヴェッジボアボゥイ
サベッジボアボゥイはボーンスプリッターでの唯一の乗騎ユニットです。(ボアボゥイ・マニアックもありますが上記で書いたように同じとみなしています。)
アビリティは「牙獣突撃」で突撃移動を行なったターンの間は武器の「サヴェッジスティッカ」と「牙と蹄」のヒットロール、ダメージロールの結果に+1できます。
もう一つのアビリティは前記の「ボーンシールド」です。
接近戦武器は「チョンパ」か「サヴェッジスティッカ」から1つを選べます。それと乗騎ですので「牙と蹄」で攻撃できます。
「牙獣突撃」のアビリティを使うのでしたら「サヴェッジスティッカ」がおすすめです。ヒット、ダメージロールに+1できるのは大きな違いです。
ボアボゥイの運用も突撃あるのみだと確信しています。勇猛度の低いユニットは持久戦には向きません。
サヴェッジオールク・アローボゥイ
ボーンスプリッターの射撃ユニットのアローボゥイは基本能力はサヴェッジオールクと同じです。
アビリティは「目を狙え」でモンスターに対しての「スティンガーボウ」の攻撃は[貫通]が1ポイント付きます。そして「夜の雨」は15体以上で編成すると射撃武器の[攻撃回数]が+1になります。
スティンガーボウの性能は射程が18インチのミドルレンジの射撃武器で[攻撃回数]2回、ヒット出目は5+で命中はしにくいですが、当たればダメージ出目が4+ですので結構なダメージは与えられそうです。
編成ポイントも10体で120ポイント、30体で360ポイント、サヴェッジオールクより30体の編成時は60ポイント高いのですが、絶対に使いたいユニットの1つです。(後で説明します。)
最後にユニークなユニットでキットもすごく愛くるしいユニットの解説です。
サヴェッジオールク・ビッグスタッバ
ゴルクの牙と呼ばれる巨大な槍を二人で抱えて突撃するユニークなビッグスタッバですが、能力は恐ろしいものがあります。特にモンスターハンターの様な能力です。
基本能力は移動力は5インチ、防御力6+、勇猛度6、負傷限界度(傷値)4でぱっとしない様に見えますが、その隠れた能力は!
アビリティは「最後の一投」、接近戦でユニット内の兵士が1体戦死する度に3mv以内の敵ユニット1個を選択。ロールをして4+ならばダメージ。モンスターなら2+でDダメージです。
「獲物はデカけりゃデカいほど……」はモンスターに対して[ダメージ量]はD6になります。
「野蛮なる熱意」全力移動をしても突撃可能。
オールクウォークランのボーンスプリッターのまとめ
ウォーハンマーのゲーム的に見てボーンスプリッターの特徴は近接特化の種族です。また、数が勝負の部族とも言えます。
ヒーローユニットは4種しか無く、ウイザードを除いてはビッグボスの1種類しか無いのは後の3ユニットを使ってバフをかけながら戦うしかないのです。
他の勢力と違ってヒーローの強力なやつでガンガン殴って相手を蹂躙するのは諦めた方が良い勢力です。
また、モンスター(ベヒモス)もいません。(フォージワールドにローグアイドルはあります。)派手さは全然無い勢力です。ゆえにメインアーミーでプレイをしている方は希少なのです。
オールクウォークランの中でもアイアンジョーは種類は少なくボーンスプリッターと同じですが、ユニットに派手さがあってパンチ力もあり人気種族です。ボーンスプリッターとは大違いですが、筆者は今年アーミーを編成して近いうちにプレイするつもりで軍拡をしています。
最後にこれからボーンスプリッターを始めようとする方へのアドバイスです。参考にしてください。ネガティブな事も多いですので!
- 派手さはありません。(ユニット種類少ない)
- プレイが飽きそう。(ユニット種類少ない)
- 塗るのが大変。(100体以上必要)
- 緑を見ると嫌になる可能性大
この点だけは注意してください。まだまだ追記しますのでよろしく!。
出戻りゲーマーのジョーでした。
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