待ちに待ったエピックバトル ワーテルローシリーズのプロシア軍のプレオーダーが2022年4月15日に発表になりました。
もちろん筆者もフランス軍スターターバンドルとラントベール旅団を発注しました。
これでワーテルローもハンドレッドデイ・キャンペーンも全シナリオがプレイできます。
今回は新しいプロシア軍(以下、普軍と)のスターターキットと各ボックスセットを紹介します。
エピックバトル ワーテルロー普軍キット紹介
Waterloo Blucher’s Army starter set(ブリュッヘルの普軍スターターセット)
早速、メインの超お得なスターターバンドルセットから紹介します。
- Bespoke A5 Softback Black Powder: Epic Battles ルールブック
- Full-colour ペインティングガイド
- Full-colour 連隊及び大隊旗
- 8つの騎馬旅団長
- 8ユニットの普軍歩兵 (80 men per unit)
- 5ユニットのLandwehr infantry (80 men per unit)
- 2ユニットのranked up Jägers (80 men per unit)
- 35人のSkirmishing Jägers
- 5ベースのLandwehr cavalry
- 3ベースの普軍竜騎兵
- 3ベースの普軍槍騎兵
- 3ベースの普軍ユサール
- 2つの徒歩砲兵バッテリー(8guns)
- 1つの6ポンド砲騎馬砲兵バッテリー (3guns)
- 水車小屋(MDF scenery piece)
- 6個のD6ダイス
価格 $152
ユニットとベースがわかりにくいのですが、エピックバトルは1ユニットが基本状態で歩兵旅団は4ベースになります。1ベースに20体のフィギュアを固定するので、1ユニットは80体のフィギュアになります。
つまりセットの8ユニットの普軍歩兵は640体のフィギュアということです。かなりの数です。
単品で購入するよりはかなりのお得のセットです。スターターバンドルというくらいですのでWarlord Games社もこれを最初に買ってもらおうと意識して破格の値段で販売しています。
シナリオプレィではなくウォーハンマーのピッチバトル的なポイントも兵科ごとにあるのでこのバンドルセットを買えばすぐにプレィはできます。
ただし、相手は必要ですので!
私も幸運にも京都で相手が見つかりプレィへと一直線です。
フランス軍と英軍は下記を参考にしてください。
次に基本のボックスセットを紹介します。
Epic Battle Waterloo Prussian Infantry Brigade(普軍歩兵旅団セット)
ゲームの中核をなす歩兵旅団のセットです。構成は先に発売された仏軍、英軍と同じく旅団長3名と3門の12ポンド砲のバッテリーのセットです。
- 3ユニットの普軍歩兵
- 3ベースのイエーガー
- 3ベースの12ポンド砲兵バッテリー
- 3ユニットの騎馬旅団長
- 1 x Full-colour 普軍連隊機及び大隊旗
価格 $42.5
Epic Battle Waterloo Prussian Cavalruy Brigade(普軍騎兵旅団セット)
こちらはユサール、ウーラン、ドラゴーンの3種の騎兵旅団となぜか散兵のイエーガーのセットです。ウーランとは槍騎兵のことです。
イエーガーとはライフル銃を持った選抜歩兵で各国によって呼び名は変わります。先の歩兵旅団セットにも含まれていますが、密集体形のキットでゲームでは使わないと思うのですがフォーメンション変更も楽しめるのかと思っています。
- 3ユニットの騎兵(ユサール、槍騎兵、竜騎兵)
- 3ベースの6ポンド砲バッテリー
- 3ベースの散兵
- 1 x Full-colour 普軍連隊旗及び大隊旗
価格 $42.5
Epic Battle Waterloo Prussian Landwehr Brigade(普軍民兵旅団セット)
これが無くては始まりません。当時のプロシア軍やバイエルン軍、ザクセン軍などは正規軍の不足をこのLandwehrで補いました。正規軍との違いは下記に説明していますが、早く言えば義勇兵です。
民兵と訳していますが、ラントベールはプロシアでは1813年3月17日に導入されました。これには17歳から40歳までの、兵役義務があり正規部隊に徴兵されていないか、義勇兵として勤務していた者が参加しました。
- 3ユニットの普軍民兵
- 3ベースの普軍民兵騎兵
- 3ベースのイエーガの散兵
- 1 x Full-colour 普軍連隊旗及び大隊旗
価格 $42.5
エピックバトル ワーテルロー普軍キット紹介のまとめ
このスターターキットとボックスセットの発売でワーテルローの各戦い(リニー、プランスノア、ワブール)は仏軍対普軍はプレィ可能になりました。
前回も記載しましたが、従来からのヒストリカルミニチュアゲーマー達は15mm以上のサイズのコレクションをすでに持っており(かなりの金額を投資)エピックバトルには見向きもしないかもしれません。
また、Warlord Games社もブラックパウダーというルールのもとに近年28mmのミニチュアを使ったゲームの普及に尽力しました。
では、なぜ今更エピックバトルなのか? それは15mm前後のミニチュアは全てメタル製で高価で、新規ユーザーには敷居の非常に高いものでした。そこにプラスチック製でしかも10体が1つのパーツという作りやすさと塗りやすさのキットを市場に投入した意味は大きと思われます。
また、ブラックパウダー2ルールを使ってプレィするにしても大隊単位が1ユニットと旅団単位が1ユニットでは扱う戦場が同じでも戦術級と戦略級とに分けて楽しめます。
まさにこの点がエピックバトル ワーテルローの最大の長所になり、楽しみでもあります。
最後になりますが、このシステムが市場に受け入れられてナポレオニックの全時代がプレィできるように今後、ロシア軍やオーストリー軍の発売を夢見ているのは筆者だけなのでしょうか!
あれ?スタータバンドルも各セットも価格が上がってる!円安に値上がり。きついです。まあ、仕方がないです。
次回から簡単なルール説明をしてみます。
以上、Joeでした。
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