混沌のケイオス軍勢の中のブレイド・オブ・コーンについて解説します。出戻りゲーマーの私がメインアーミーに決たので特に調べてみました。
ブレイド・オブ・コーンとは
ケイオスの4大神の1つであるコーンは悪魔(デーモン)の親玉です。赤い肌で真鍮や鋼鉄の鎧を着用し、 殺戮の神器 と呼ばれる大型のブレイドや戦斧を持った人気の陣営です。
怒りの化身コーンは、渾沌の神の中で最強です。コーン神を崇拝する現世の者、ディーモン、野蛮人の軍は通称「コーンの刃」と呼ばれます。
「コーンの刃」に共通するのは皆、熱狂的な殺人者だと言うことです。そして、コーンに捧げる頭蓋骨を求めて地上に広がる信奉者はまさしく血に狂った狂信者と呼べます。
ウォーハンマーのアーミーでも人気のある「ブレイド・オブ・コーン」のアーミーについても解説します。
ウォーハンマーの40kでもケイオスの軍勢はそのまま使えると言うメリットもあります。使ってみる価値はあります。
コーンの軍勢たち
それではブレイド・オブ・コーンの軍勢をブラッドバウンドとディーモンの順に説明します。
ブラッドバウンド
コーンの信奉者である ブラッドバウンド (現世の戦士たち)は、出所に関係なく血を流す、というシンプルな規律がある。
コーンの戦士の規律
- 決闘を好む
- 魔術全般を嫌う
大きな特徴の一つにブラッドバウンドたちは魔法は弱い者の慰めとして嫌っている。ゆえにコーンに使える魔術師はおらず、代わりに敵兵の静脈の血を沸騰させることができる虐殺司祭(プリースト)が存在する。
ただし、コーンの戦士は、殺害に役立つ魔法の武器は好んで使用する。
コーンの名の元に進軍するブラッドバウンドの戦士たちは周囲に恐怖を与える。ブラッドセクレイターの真鍮で固定された軍旗からは血が滴り落ち、刈られた首が飾られ、血にひたされている。
コーンの偉大な神が戦場に着き、戦線が出来上がると、彼の戦士たちは叫び声をあげ、血の神の拳となって敵陣へ襲いかかるのだ。
それでは、ウォーハンマー上のブラッドバウンドの種類について解説します。
ブラッドバウンドの種類
- ラスモンガー
- スカルリーパー
- ブラッドリーヴァー
- ブラッドウォーリァー
- アスパイアリング・デスブリンガー
- スカルグラインダー
- ロード・オブ・コーン
ラースモンガー
真鍮と鋼鉄を纏った巨体の卑劣漢。ブラッドバウンドの戦士たちがラースモンガーになるためには、「真鍮の檻」という儀礼を受けなければならない。
この儀礼をい受けた者の多くは生きて還れない。しかし、成功すれば完全に変身できる。まさしくデーモンの力で巨大化し異様な変形を遂げた戦士に生まれ変わるのだ。
実際のユニットの性能はと言うと負傷限界度(傷)が3もありモータル ユニットでは打たれ強いです。もちろん5体で140ポイントで1傷あたり9.33です。
武器の「ラースフレイル」は射程2mvで攻撃回数4、ヒット値4+ ダメージ値3+で貫通値-1、ダメージ1で5体のユニットで攻撃回数は20もあります。
何と言ってもこのユニットのアビリティで使えるのは8mv以内の「コーン」ユニットの攻撃回数が+1になる事です。
使いようによってはコーンユニットの攻撃回数が恐ろしく増大します。難点はキット価格が5体で8100円と高価な事です。
ただ、このキットは「スカルリーパー」とコンパチブルになっているのでパーツが豊富に手に入ります。色々と使い回しは出来そうです。
移動力 | 防御力 | 勇猛度 | 負傷限界度 |
5mv | 5+ | 7 | 3 |
武器の「ラースフレイル」は射程2mvで攻撃回数4、ヒット値4+ ダメージ値3+で貫通値-1、ダメージ1で5体のユニットで攻撃回数は20もあります。
スカルリーパー
ブラッドリーヴァーの先頭に躍り込み凄まじい残忍さで切り裂いていく殺人者。
ブラッドリーヴァーで一定期間生き延びて充分な力を身につけた者だけがスカルリーパーになれるのだ。
移動力 | 防御力 | 勇猛度 | 負傷限界度 |
5mv | 4+ | 7 | 3 |
スカルリーパーは防御力が4+なのでラースモンガーよりも打たれ強くなります。その分コストはラースモンガーよりも高い5体で180ポイントです。
接近戦武器も攻撃回数4、ヒット値、ダメージ値共に3+で貫通値はありませんが、威力はあります。
スカルリーパーのアビリティの特徴は戦闘ショック判定を行わない事です。それと兵が1体戦死する毎にロール
し、5+なら相手のユニットに致命ダメージD3を与えられます。
転んでもただでは死なないユニットです。
ブラッドリーヴァー
食人のブラッドリーヴァーたちは巨大な唸りを上げる群れになって敵に襲いかかる。彼らは定命のホードの中でも大多数を占めている。
これらの野蛮な部族は自分が頭の先から足の先まで敵の血で血まみれになるまで、切り裂き、刺し通し続ける。自分たちの闇の神の歓心を買うために。
ブラッドリーヴァーたちは生涯を普通の部族民として過ごしていた。が、ひとたび暗い儀礼に染まっていく中で転落し、コーンの8つの試練を受ける。そして生き残った者だけがブラッドバウンドに迎え入れられるのだ。
コーンの力を得た彼らは罪悪感も道徳心も吹き飛び、戦闘のことしか考えられない奴隷へと落ちていく。残っているのはコーンへの崇拝だけなのだ。
移動力 | 防御力 | 勇猛度 | 負傷限界度 |
6mv | 6+ | 5 | 1 |
10体で70ポイントなのでケイオスマローダーと共にコーンの召喚を使う前提で爆散させるユニットに使えます。
アビリティで役に立つのは「狂乱の信仰」で味方の「コーン・トーテム」より16mv以内にいたら攻撃回数が+1されます。
是非とも「ブラッドセクレイター」の周りに置きたいユニットです。
勇猛度が5と低いのですが、「アイコンベアラー」を10体に1体入れることによって[勇猛度]は1上がります。
ブラッドウォーリァー
コーンの完全な従者であるブラッドウォーリアーは定命の者から敵の血潮に身を侵して赤の洗礼の対象者となる。
ある者は自身の血で皮膚のかさぶたが鉄板のように硬くなるのだという。またある者によると、戦士たちは渾沌の領域へ連れ去られて、そこで最も残忍な者のみが報酬として地獄で鋳込まれたような武器や甲冑を与えられるのだとか。
どの場合でも、彼らがこの選択をした瞬間から癒すことのできない戦いへの渇望にとりつかれるのだ。そして残りの生涯をコーンに捧げるのだ。
ブラッドウォーリアーたちは殺戮者であり、その獰猛さは白熱の戦闘で鍛え上げられている。鉄板の甲冑にみを纏い、斧で敵を切り裂き、棘のついた拳で素肌をも撃つ。致命傷を受けても戦いをやめず、コーンのために身を捧げるのだ。
移動力 | 防御力 | 勇猛度 | 負傷限界度 |
5mv | 4+ | 6 | 2 |
ブラッドウォリアーは傷値を2つ持つモータルユニットです。5体で100ポイントなのでケイオスウォリアーと同じコストです。どちらを使うかは好みですが、主力防御に使うならケイオスウォリアー。爆散させて使うならブラッドウォリアーです。
なぜなら、アビリティで戦死したら全ての接近戦武器で攻撃できるからです。武器のゴアアックスは攻撃回数2で殴り返せます。
私はケイオスウォリアーを重視して使います!
アスパイアリング・デスブリンガー
コーン周辺の内輪にいる ゴアチョーズン のアスパイアリング・デスブリンガーは戦場において両手に武器を携えて戦闘に乗り込んでいく。
たゆまず残忍な、血塗れの処刑者は虐殺において疲れを知らない。血の神の崇拝者たちはこのデスブリンガーから滲み出す、血に飢えたエネルギーを活用する。
他のチャンピオンたちが倒れてもアスパイアリング・デスブリンガーの血と栄光への欲望を満たすにすぎない。つまり、自分が一段出世するからなのだ。
移動力 | 防御力 | 勇猛度 | 負傷限界度 |
5mv | 4+ | 7 | 5 |
アスパイアリング・デスブリンガーはヒーローユニットです。武器も、どの組み合わせでも攻撃回数3、ヒット値もスカルハンマー以外は3+あります。
アビリティは「臆病者に死を」でこの兵より3mv以内の敵ユニットが戦闘ショック判定に失敗したら、逃走する兵にD3加算できます。
指揮アビリティ も発動でき、「殺戮の権化」は12mv以内のコーン・モータル ユニットの接近戦武器の攻撃回数を+1できます。
お勧めは格好良さでこいつ! ゴアアクスとスカルハンマーを持っているデスブリンガー。
スカルグラインダー
渾沌の時代の初めに、神々は定命の崇拝者たちに贈り物を与えた。ブラッドバウンドの多くの部族はコーンから真鍮の鉄床を受け取った。
鉄床は武器や甲冑を作るためだけでなく、捕虜を生贄に捧げる輝く祭壇にも使われた。ブラッドバウンドの野営地には一人のスカルグラインダーが必ず存在するのだ。
戦場にあってはこれらの鉄床を重い鎖に付けて振り回す。鎧も骨も一撃で砕ける。敵が戦死するごとに、太陽の武器が不浄のい炎で燃やされて、コーン側の装備をさらに強化するのだ。
移動力 | 防御力 | 勇猛度 | 負傷限界度 |
5mv | 4+ | 8 | 5 |
スカルグラインダーはヒーローユニットです。
接近戦武器は「真鍮の鉄床」で射程が2mvで攻撃回数3、ヒット値+3、ダメージ値+2、貫通値-1、ダメージ回数3という強力な武器を持っています。
アビリティは強烈で接近戦フェイズ終了時に2mv以内のヒーローかモンスター1体を選んでロールし、2+なら致命ダメージD3を与えられます。モンスターハンターですね!
もう一つのアビリティは「コーンの愛寵」の12mv以内のコーン・モータル ユニットの勇猛度を1上げます。ブラッドリーヴァーなどの勇猛度の低いユニットの近くに置きましょう。
ロード・オブ・コーン
鉄と真鍮に身を固めて、無数の野蛮な戦士たちの指揮を執るロード・オブ・コーンたちは血の神の配下では最大の定命のチャンピオンだ。
彼らの隆々たる筋肉にはいくつもの深い傷がある。それこそが彼らが戦い抜いてきた証拠なのだ。ロード・オブ・コーンたちは倒す価値がある敵を見出すとあっという間に襲いかかる。
斧を振り回すごとに首を取り、どんな相手にでも挑みかかる。血の雨の下で、彼らはチャンピオンやモンスターたち、諸王も獣も殺してしまう。これらの頭蓋骨だけがコーンを称えて高く積み上げられるのだ。
また、ロード・オブ・コーンたちは獰猛なディーモン・ハウンドも1匹ともなっている。あるいは、鉄血のジャガーノートに騎乗している。
彼らは定命の諸領域のどこにでも現れる。それぞれが自分が戦ってきた土地の特徴を帯びている。そして、協力なホードを率いて絶叫しつつ敵に突撃する。数々のアーミーは彼らの軍旗の元に集まり殺戮の機会を求めて戦うのだ。
移動力 | 防御力 | 勇猛度 | 負傷限界度 |
8mv | 3+ | 9 | 8 |
ヒーローユニットのロード・オブ・コーンはラースフォージドアクスを持った攻撃力の強い騎乗モデルです。攻撃回数3、ヒット値+3、ダメージ値+3、貫通値−1、ダメージ回数D3とジャガーノートの真鍮の蹄でも攻撃できます。
アビリティは「真鍮の盾」で致命ダメージを5+で防ぎ、「死の突撃」で突撃移動を行ったら1mv以内の敵1ユニットは2+で致命ダメージD3、「悪魔の斧」はダメージ判定で6ならダメージ回数が3になります。
指揮アビリティは「血染めの暴走」で接近戦フェイズのはじめに使用可能。16mv以内のコーン・モータルユニット3体は接近戦フェイズ中のダメージ判定が1ならリロールできるという凄さです。
160ポイントなのでお得と思います。他のリーダーユニットとの兼ね合いですが傷値も多いので役にたちます。
ディーモン・オブ・コーン
ディーモン・オブ・コーンが人間の地を闊歩する際、空気が痛みに身悶えするかのように震える。彼らは自然の生き物でなくコーンによって解き放たれた殺人に特化された悪魔である。
それでは順を追ってコーンのデーモンを紹介する。
コーンのデーモン種類
- ブラッドサースター
- ヘラルド・オブ・コーン
- ブラッドレター
- ブラッドクラッシャー
- スカルテイカー
- カラナック
- フレッシュハウンド
ブラッドサースター
コーン神の上級悪魔(グレーターディーモン)。筋骨隆々とした巨体と背中に生えた翼を持ち、ケイオスディーモンの中でも白兵戦に関しては最高の強さをもつ。
真鍮と鋼鉄でできた鎧は赤熱するコーン神のルーンが刻まれ、魔術やサイキックに対して最高の防御力を持つ。 巨大な大斧は、あらゆる敵や兵器をも破壊する。
並ぶものなき戦闘技術、そして想像を絶するほどの強烈な流血への渇望。 それはまさしく「血に飢えしもの」たる ブラッドサースター 。まさにコーン神の象徴である。
次に3種あるブラッドサースターの中の「ラース・オブ・コーン」を紹介します。
移動力 | 防御力 | 勇猛度 | 負傷限界度 |
* | 4+ | 10 | 14 |
移動力は受けたダーメーによって変わりますが、6mv〜10mvで飛行です。
アビリティは強力で「獄炎の吐息」は8mv以内の敵ユニット1体にダイスを振り出目が2+なら致命ダメージD3を与えれます。
「容赦なき狩人」は攻撃対象がモンスターやヒーローなら、ヒットロールをリロールできます。
「ルーンの王冠」は敵ヒーローフェイズの呪文を解除を試みれます。それも解除ロールに+2できると言うものです。
ヘラルド・オブ・コーン
ブラッドレターの中でも最強を誇るコーン神の先触れ、それがヘラルド・オヴ・コーンだ。
彼らは指揮官として戦場に殺戮を齎すことに無上の喜びを感じるという。
ブラッドレター
コーン神に仕える下級悪魔。と言ってもその力は侮れない。暴虐と殺戮のためだけに作り出された存在であり、その力は人間を優に上回る。
コーン神の性質を体現したかのように、皮膚は鮮血のように赤く、獲物を狙う両目は爛々と輝いている。彼らの持つ魔法の剣「地獄の刃」は人間などいとも簡単に切り裂き、血に染まるたびに輝きを増すという。
ブラッドクラッシャー
ブラッドレターの中でも特に優秀な者のみがジャガーノートと呼ばれる魔獣に乗れるのだ。
ジャガーノートはコーン神のディーモンの中で最も獰猛であり、喰われることなく懐けたものだけがこの栄誉に浴することが出来る。
そんなジャガーノートの肉体は真鍮で、体内を流れる血液は炎である。 並みの火器ではその外殻を傷つけることすらできないだろう。
最強を誇る重騎兵と呼ぶにふさわしいのだ。
スカルテイカー
スカルテイカーの称号を持つヘラルドは1人しかおらず、彼はコーンのエターナルチャンピオンでもある。永遠の時間の間、彼は数えきれない戦利品を主のために集めてきた。
スカルテイカーは最も協力なチャンピオンとの対決のみを求める。幾多の直接対決が彼を無比の決闘者に仕立て上げた。諸領域中のゆうめいな戦士たちが彼の剣により散っていったのだ。
彼のマントに引っかけているスカルは名高い戦士たちのなれの果てなのだ。
カラナック
この三つの頭を持った猟犬は普段はコーン神の玉座の間を見張っているが、ひとたびコーン神の不興を買った者が現れれば、この悪魔はそれを始末するために狩りに出る。
三つの首はそれぞれ「空間」「時空」「思考」の三つの痕跡を辿る。
優れた技巧や技術を用いれば、「空間」と「時間」の追跡から逃れることは可能だが、「思考」の追跡からは誰も逃れることが出来ない。
カラナックの発する咆哮はブラッドレターやジャガーノートを始めとしたディーモンを呼び寄せ、やがて群れを形成し全てを破壊する巨大な津波となって獲物を追い詰めるだろう。
フレッシュハウンド
臆病者やを永久に追い続けるためにコーン神によって作り出された猟犬、それがフレッシュハウンドである。
「デモニックビースト」の一つである、フレッシュハウンドの執拗な追跡から逃げ延びることのできる定命の者は極めてまれだ。
そして彼らは獲物を仕留めると肉を削ぎ落とし〈歪み〉の中に消え、犠牲者の髑髏を主の居城へ持ち帰るという。
その凶暴性は定命の者だけでなく、上級悪魔すらも恐れるという。
フレッシュハウンドのもう一つの大きな特徴は、首から生えているようにも見える真鍮の首輪である。この首輪は妖術を憎むコーン神の意志が込められており、卑劣なる魔術やサイキック攻撃を妨害するのだ。
ブレイド・オブ・コーンのまとめ
コーンの軍勢についてまとめてみます。大きく分けてその軍勢は2つに分かれます。
- ブラッドバウンド
- ディーモン・オブ・コーン
定命の者たちからコーンに傾倒していった者たちとディーモンです。
それぞれのチャンピオンや部隊について書きましたが、追加で今後ウォーハンマーのプレイ上ではどんな軍団なのか筆者自身がファーストアーミーとして「ブレイド・オブ・コーン」を選び現在制作中ですのでご期待ください。
出戻りゲーマーのJoeでした。
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