今回でBattlefleet Gothicの連載も帝国海軍に始まりオークパイレーツと続きましたが、このゲームの本命中の本命のケイオス艦隊について探ってみました。
我がライバルの「山ちゃん」のメイン艦隊でもあるので、敵を知ることの大事さ故に徹底的に調べてみました。
ケイオス艦隊の特徴
ケイオス艦隊は、アウトレンジからの発砲、敵への欺瞞などの低打撃戦術に特化しています。
彼らは多数のランスと発射ベイを持っていますが、装甲は帝国艦隊よりやや弱いです。
敵軍を寄せ付けないために防衛に特化した船をいくつか持っているのが特徴です。
代表的な戦艦2隻と巡洋戦艦1隻を探ってみます。
ケイオスの戦艦
DESPOILER級戦艦
耐久値 | シールド値 | 装甲値 | タレット数 | スピード |
12 | 4 | 5+ | 4 | 20cm |
武器 | 射程 | 火力 | 射撃方向 |
Port weapon battery | 60cm | 6 | 左舷 |
Starboard weapons battery | 60cm | 6 | 右舷 |
Dorsal lance battery | 60cm | 3 | 船首・左舷・右舷 |
Prow lance battery | 30cm | 4 | 船首 |
オプション
Come to New Headingのスペシャルオーダーは使用できません。
船首のランスバッテリーを、+10ポイントのコストでStrength8の魚雷に置き換え可能です。
ディスポイラー級戦艦は強力では有りませんが60cmの射程のウエポンバッテリーを持ち、同じ射程の強力なランスが最大の武器です。船首方向が30cm以内ですと別のランスが加わり、火力が7という強力なランス攻撃になります。
ランスは4+で装甲値に関係なくダメージが入るので、7有れば3発は命中し被害を与えられます。このゲームでのランスは強力です。
次に搭載機や突撃艇も持っているので解説します。
搭載機 | スピード | 中隊数 | 発艦方向 |
戦闘機 | 30cm | 最大総数8 | |
爆撃機 | 20cm | 最大総数8 | |
突撃艇 | 30cm | 最大総数8 |
デスポイラー級の戦艦は、元々は36世紀半ばに戦艦テンペストの造船所によって開発され、現在はケイオスの軍隊に使用されている手ごわい戦艦です。
当初はこれらの戦艦を15隻建造する計画がありましたが、完成したのは3隻のみでした。何世紀にもわたって、これらの最初の3隻のデスポイラー戦艦は行方不明になり、後にアバドンのケイオス艦隊に再び現れました。
戦艦テンペスト建造時は、艦載機が究極の海軍の攻撃兵器であるという信念が浸透していました。そのため、ディスポイラー級は主に、非常に多くの発射ベイをベースにした設計であり、長距離ランスとさらに長距離の武器バッテリーの配列によってサポートされていますした。
しかし、艦載機の攻撃が従来の戦艦を時代遅れにしないことが決定的に示されたとき、建造はわずか3隻のディスポイラー級の建造後に終了しました。最終的に、3隻のデスポイラーは、ほとんど脅威のない星系での長距離パトロールに使用されたため、ほとんど戦闘が見られませんでした。
実際のプレィでは艦載機はタレットの多い戦艦級にはさほど効果はありませんが、それ以外の艦船には甚大な被害を与えられます。
また、半分の4スコードロンを戦闘機でCAP(Combat Air Patrol)の役目(防空戦闘)をさせると敵の爆撃機や突撃艇から艦隊を守れます。防御に特化した戦艦として使えます。
このようにディスポイラー級戦艦も運用方法で敵側の脅威になります。
DESOLATOR級戦艦
デソレーター級戦艦は、30千年紀に帝国が創設されたことにまでさかのぼり、古代戦艦の設計です。
これらの艦船はどれも現在の帝国軍に残っておらず、すべてがケイオス艦隊に所属しています。
耐久値 | シールド値 | 装甲値 | タレット数 | スピード |
12 | 4 | 5+ | 4 | 25cm |
武器 | 射程 | 火力 | 射撃方向 |
Port lance battery | 60cm | 4 | 左舷 |
Starboard lance battery | 60cm | 4 | 右舷 |
Dorsal weapon battery | 60cm | 6 | 船首・左舷・右舷 |
Prow torpedoes | 30cm | 9 | 船首 |
オプション
Come to New Headingのスペシャルオーダーは使用できません。
デソレーター級戦艦は25cmの移動距離を持った高速戦艦です。何と言っても船首に火力9の魚雷が撃てるのが特長です。ウエポンバッテリも射程が60cm有り、片側に最大10の火力が有ります。速度が早いので巡洋艦やエスコート艦と行動を共にできる特殊な艦艇と言えます。
REPULSIVE級巡洋戦艦
リパルシヴ級巡洋戦艦は、現在ほとんどの帝国海軍艦隊でより普及している巡洋戦艦の前身でした。
もともと帝国によってコリヌス級グランドクルーザーに指定されたこのクラスの船は、損傷に耐え、強力な火力を持ち、戦艦にほぼ匹敵した能力です。
耐久値 | シールド値 | 装甲値 | タレット数 | スピード |
10 | 2 | 5+ | 3 | 20cm |
武器 | 射程 | 火力 | 射撃方向 |
Port weapon battery | 45cm | 14 | 左舷 |
Starboard weapon battery | 45cm | 14 | 右舷 |
Dorsal lance battery | 30cm | 3 | 船首・左舷・右舷 |
Prow torpedoes | 30cm | 6 | 船首 |
オプション
+10ポイントの追加コストで、背側ランスバッテリーの射程を45cmにできる。
リパルシブ級巡洋戦艦はシールドやタレットは戦艦に及びませんが耐久値10は戦艦相当で防御力の強い巡洋戦艦です。その分速力は劣ります。
ただし、射程45cm有るウエポンバッテリーの火力は14有り戦艦に匹敵します。オプションでランスの射程を45cmにすれば、かなり性能はアップします。
魚雷も艦首に搭載しており、厄介な敵と言えます。
ゴシックセクー内ケイオス戦艦のまとめ
射程60cmからのアウトレンジで攻撃可能な戦艦2隻ですが、やはり旧式と言えど艦載機や突撃艇を持ったディスポイラーはすべての敵艦隊にとって脅威です。戦艦ではなく航空母艦と呼べます。
ケイオス戦艦は船首・左舷・右舷のランスの火力も強力な上に射程も60cmの射程がありアウトレンジから先制攻撃で被害を与えられる有利さが特徴です。
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