「レギオンズ・インペリアリス」(Legions Imperialis)のルールについて、日本語で簡潔に説明します。
このゲームは、ウォーハンマー:ホルス・ヘレシー(Warhammer: The Horus Heresy)の世界観をベースにしたエピック・スケールの戦略的テーブルトップウォーゲームで、大規模な戦闘を再現することを目的としています。以下に基本的なルールの概要をまとめます。
ゲームの概要
設定
ホルス・ヘレシーの時代(Age of Darkness)を舞台に、プレイヤーはスペースマリーン軍団(Legiones Astartes)やソーラー・オクシリア(Solar Auxilia)などの大軍を指揮します。
スケール
ミニチュアは通常のウォーハンマーよりも小さいエピック・スケール(約8mm)で、歩兵、戦車、タイタンなどが登場します。
目的
主に目標マーカーの確保や敵の殲滅を目指し、戦略的な戦闘を繰り広げます。
基本ルール
1.ラウンドとフェイズ
ゲームは複数のラウンドに分けられ、各ラウンドは以下の5つのフェイズで進行します。
- オーダーフェイズ
- イニシアチブフェイズ
- 移動フェイズ
- 射撃フェイズ
- 戦闘フェイズ
オーダーフェイズ
各ユニット(Detachment)に秘密裏に命令(Order)を割り当てます。命令は「First Fire(射撃優先)」「Advance(移動+射撃)」「March(長距離移動)」「Charge(突撃)」などがあります。
イニシアチブフェイズ
イニシアチブを決定し、どちらが先に動くかを決めます。
移動フェイズ
命令に従ってユニットを動かします。
射撃フェイズ
射撃可能なユニットが攻撃を行います。
戦闘フェイズ
近接戦闘が発生した場合に解決します。
2.交互アクティベーション
プレイヤーは自分のターン全体を一度に行うのではなく、交互にユニットを動かしたり攻撃したりします。これにより、戦況がダイナミックに変化し、予測と適応が重要になります。
3.ユニットの構成
– 軍は「フォーメーション」(Formation)と呼ばれるグループで編成され、各フォーメーションは複数の「デタッチメント」(Detachment)で構成されます。
– 例えば、Legion Demi-CompanyならHQユニット、タクティカルユニット、サポートユニットなどが必須です。
4.戦術的強度(Tactical Strength)
– 目標の確保にはユニットの「戦術的強度」が影響します。歩兵は5、タイタンは0など、ユニットタイプごとに異なります。
– 目標を「無争奪」(Uncontested)にするには、相手の戦術的強度の2倍以上が必要です。
5.武器と特殊ルール
– 武器には「対装甲(Anti-Tank)」「対歩兵(Light)」などの特性があり、対象によって効果が異なります。
– 各軍団(例: ウルトラマリーンやワールド・イーターズ)には独自の特殊ルールがあり、フォーメーションごとに適用されます。
プレイの流れ
1. 3,000ポイント程度の軍を編成(推奨)。
2. 5フィート×4フィートの戦場を準備。
3. 忠誠(LoyalistかTraitorか)を選択し、主要な軍リスト(70%以上)と同盟軍(30%以下)を決定。
4. 各ラウンドで命令を出し、交互にアクションを解決。
5. 5ターン終了時に勝利点を計算して勝敗を決定。
特徴
– 地形の活用: 建物や道路を使った戦略が重要。
– タイタンと航空機: 大型ユニットも登場し、戦場を支配する力を持つ。
– ミニチュア: プラスチック製の新モデルが中心で、従来の「エピック」よりも詳細かつ一貫したスケール。
まとめ
ルールブック(240ページ)はこれらの詳細や軍団ごとの特性、ミッションルールを網羅しています。初めてプレイする場合は、ルールブックを数回読んでおき、参照用に手元に置くとスムーズです。質問があれば、さらに具体的な部分を解説できますのでお気軽にどうぞ!
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